『百聞は一見に如かず』 ショーに行ってみよう!

写真:キャンピングカージャーナリスト 渡部竜生

キャンピングカージャーナリスト 渡部竜生

これまでこのコラムでは、キャンピングカーの魅力や選び方などについてお話してきた。お付き合いいただいた読者の方々には心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

まぁ、何だかんだと書き立ててはきたが、要は『百聞は一見に如かず』なのだ。どんな耳学問よりも、現物を見てみるのが一番。事前のリサーチで、雑誌やパンフレットで見ているときには候補から外した車でも、現物を見てみたら印象が違った、なんていうこともよくある話だ。これまでの私のコラムは、ショーを見る前の事前知識、ぐらいに考えて、気になる点だけ覚えておいていただけたら幸いだ。

さて。

普通の車を買うのなら、A社とB社、それぞれのディーラーを1日で見て回ることなどたやすいことだろう。だが、ことキャンピングカーとなると、そうはいかない。あいにく、キャンピングカーの販売店はどこにでもあるというものじゃないし、都合のいい距離にあるディーラーに、希望の車がすべて揃っているとも限らない。そんな問題を一気に解決してくれるのが「キャンピングカーショー」なのだ。

年に数回、日本各地で開催されるキャンピングカーショーは、規模の大小こそあれ、大盛況である。何しろ、いろんなビルダーの車を、それも複数のモデルをいっぺんに比較検討できる最高のチャンスなのだ。中でも、今週末に行われるジャパン・キャンピングカーショーは国内最大のショー。国内外181台のキャンピングカーが勢ぞろいし、このショーで「デビュー」するという車も多い。

それでは、そんなキャンピングカーショーを楽しむためのポイントを幾つかお教えしよう。

キャンプの様子

アレコレ見て回ろう!

「広い会場を全部見て回るのも大変だし、お目当ての車だけ…」なんて方もいらっしゃるようだが、それではせっかくの機会がもったいない!全部とは言わないまでも、ぜひ、あれこれ覗いてみてほしい。

今回のショーでデビューした車はもしかしたら、あなたにピッタリかもしれない。見なかったブースに、ドンピシャな一台があったのかも。はたまた、候補から外した車には、雑誌の誌面に出なかった機能があるかも知れない…。

言い出したらキリがないが、雑誌やインターネットの情報収集ではまかない切れない、詳細な情報を集めるチャンスなのだ。何しろ実物が見られるのだから、データや写真だけでは得られなかった「印象」も確認できる。

可能な限り実演を見よう・体験しよう!

ベッドやテーブルなど、キャンピングカーには色々な「仕掛け」が施されている。これら「仕掛け」の使い勝手の良し悪しが、キャンピングカーの『キモ』と言っていい。もし気になる車があったなら、可能な限り「実演」を見せてもらおう。できれば、自分で試させてもらえれば最高だ。オーナーになれば、ベッドを展開するのも、テーブルをたたむのも、あなた自身。だとしたら、それがどれほど楽なことか、はたまた難儀なことか、やってみるべきだろう。もちろん、展示ブースが混雑していたりして、実体験するのが難しい場合もあるだろう。そんなときは、係員にすいている時間帯をきいて、出直すのも一案だ。会場には休憩スペースや、キャンピングカー以外の展示、イベントも数多い。時間を調整してでもぜひ、できるだけ試してほしい。

巻尺とメモはショーの必携アイテム!

カタログやパンフレットには、ベッドや収納スペースのサイズが記載されていないこともある。これは別に隠しているわけではなく、数が多すぎて記載しきれていない場合がほとんどだ。ベッドスペースは十分か?収納庫に積みたい遊び道具は全部入るかな?など、いざ使う身になれば、気になることは山ほどあるはず。そこでぜひ、持参したいのが巻尺とメモ帳、というわけだ。

キャンプの様子

お得なポイントを見逃すな!

ショーには『お得なポイント』が実はたくさんあったりする。たとえば「ローンの金利優遇」「オプションプレゼント」「特別仕様車」などなど…。ショー期間中に契約すれば、様々な特典がついたりするわけだ。中にはこうした事情を知っていて、あえてショーの日に契約する、という「事情通」もいるほどだ。

もちろん、初めてショーに来て、いきなり契約という方は少ないだろう。だが、こういったショー特典を利用するのも賢い買い方だ、ってことを、どこかで憶えておくと、いいことがあるかもしれない。

その他にも、ジャパンキャンピングカーショーでは、様々な講演会やステージイベントが用意されている。私も入門セミナーを開講させていただくので、お時間のある方は、是非聞きにきていただければ幸甚です。

また、質問等があるならば、ぜひ、会場内で私をみつけて遠慮なく声をかけてください。なにしろこの写真通りの風貌なので目立つことこの上なし。皆様の楽しいキャンピングカーライフのお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはありません。

では、会場でお会いしましょう!

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